2017年01月02日

あけましておめでとうございます 2017

皆様あけましておめでとうございます。
昨年は様々な方に多数のご支援をいただきまして、本当にありがとうございました。
今年も変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

ややあいまいな記事を書きます。
昨年は一年を通してずっと同じ気持ちを貫けたわけではない。モチベーションとも関係するかもしれないが、それともちょっと違う。自信のアップダウンというかなんというか。
2016年は2015年の年末の個人的な付き合いもあり、これ以上ない昇り調子で入ることが出来ていた。その流れは、4月に震災があって物理的な停滞があったことを考慮しても、気持ちの上では昇り調子が夏くらいまでつながっていた。しかし、そこからやや停滞、やや下降してしまった。これは、自分の考えを100%ぶつけたときに、100%の知恵と経験と老獪さで返って来たためととらえている。これまでも上司にそのような指導を受けてはきたが、専門性という観点からはどうしようもないところに対して、100%の指導を受けることが出来たといえる。ただ、実際には相手は100%ではなく10%程度かもしれないが、その10%を触れられただけでもよしと考える。そして、それを克服するための情報というか、アドバイスというか、そういうチャンスの提示を受けられたのも事実。どうそれをつかんでいくかを今考えている。

つまり、1からのやり直しということだ。D2になったばかりで1からのやり直しというのは非常に堪える。しかし、やり直しはいつでも可能なはずだ。家庭とのバランスもあるが、精一杯やれることをやっていこうと思う。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
posted by だっちょ at 14:32| Comment(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月05日

臨床化学会シンポジウムで発表してきました。

今回はBMs-Podで可能なシミュレーションをいくつか紹介した形になるが、従来できなかったシミュレーションを実現してきているという内容なので、多少なりとも伝わったものがあるのではないかと個人的に考えておく。

臨床化学は血中濃度を扱う薬剤師にとっては極めて重要な学会であると感じた。例えば血清クレアチニン値の測定法一つにとっても我々には極めて重要である。酵素法とかJaffe法とかの差もまさにそうである。そのような、薬物の投与量に決定的な影響を持つ臨床化学値については、その測定法や精度には十分注意を払わねばならない。血中濃度そのものもそうだ。

昨今、血中濃度測定が外注になったり、検査部に任せたりなどの流れがある。その本質は、病棟薬剤業務を優先している病院、薬剤部があるという事実である。わかりやすい経営、収入につながる業務を優先し、薬剤師業務の本質の1つを捨ててしまっている現状は、なんともったいないことだろう。検査部がなぜ血中濃度測定を請け負うか、それはそこに病院の中での検査部の必要性が生まれるからである。ということは、その薬剤部の必要性を一つ失っていることである。

そういう背景も踏まえ、今回のシンポジウムは、血中濃度をどのように解釈、評価し、投与量調整を行っていくか、という話をした。血中濃度測定の重要性、有効血中濃度域を明らかにしていく、などの研究は大いに必要であるが、同時に血中濃度測定という業務は薬剤師の独占的な業務であることを世の中に示していかなければ、せっかくのエビデンスを検査部に奪われてしまうためである。

血中濃度の評価は簡単ではないことを薬剤師は知っている。そしてそれは薬剤師なしでは、誤った評価につながりかねないものも多いことを、薬剤師は知っているのである。つまり、「血中濃度測定は薬剤部でやれ」という世論を生み出すことが、今後の薬剤部におけるTDM業務の大きな目的である。
posted by だっちょ at 21:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月01日

本日は臨床薬理学会での発表

先ほどオーラルを終えてきた。内容は、小児のバンコマイシンの母集団解析と用法用量設定について。

結論としては、抗菌薬TDMガイドラインの用法用量は割といけそうということが言えた。みなさん、安心して使ってくれい(笑
ただ、2歳未満はやや足りないかもしれない。もう少し多めに投与しなければならない可能性が高い。そこは注意をお願いします。前向きで検討していきます。

ただ、臨床薬理といえばファーマコメトリクスを率先して引っ張っていっており、母集団解析も活発なので、もっと厳しい意見が出るかと期待して行ったんだが、今回はそうでもなかった。臨床ファーマコメトリクスがあまり受け入れられないのか、たまたまの聴衆によるものなのか、厳しく解釈すれば自分の発表がぜんぜんで、興味を引きだすことが出来なかったのかは定かではない。

今度感染系の学会でも出していこうと思っている。来年の西日本あたりか、IATDMCTあたりかなぁ。

もっと頑張ろう。。。
posted by だっちょ at 17:26| Comment(0) | pharmacometrics | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月30日

11月をサマライズA

光栄なことに、薬局関係の月刊誌の特集の記事を一部担当させていただいた。
発売は2017年4月だったかな? 南〇堂さんの月刊誌「〇局」です。
その締め切りが明日。何とか形になりそうでほっと一息。我ながらいい文章が書けたと思う(^^

ちなみに感染症関係で、肺炎球菌やレジオネラのことを述べております。

病院薬剤師は実はあまり肺炎球菌感染症を経験しない。でも病院薬剤師が経験する肺炎球菌感染症は、たいてい侵襲性肺炎球菌感染症(血培陽性や髄膜炎など)なんだよなぁ。
posted by だっちょ at 11:29| Comment(4) | 案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月29日

11月をサマライズ@

11月は、12月頭までに4件の締め切りがあったもんでどうなることかとひやひやしてたが、とりあえず形になった。

まず一つ目については、熊本で開催される臨床化学会でのシンポジウムでの講演内容作成。

第56回年次学術集会
会 期: 2016年12月2日(金)〜12月4日(日)
会 場: くまもと県民交流館パレア
会 長: 安東 由喜雄(熊本大学大学院生命科学研究部神経内科学)
テーマ: 臨床化学の創る力!
公式HP: http://www2.kuh.kumamoto-u.ac.jp/jscc56/

12月4日(日曜)の9時からのシンポジウムで発表します。

●シンポジウム5「日本TDM学会共催シンポジウム」
 テーマ:臨床化学と薬学のクロストーク

          座長:増田 智先(九州大学病院薬剤部)
             城野 博史(熊本大学医学部附属病院薬剤部)
 1.臓器移植医療における免疫抑制薬のTDM
   演者:増田 智先(九州大学病院薬剤部)
 2.臨床におけるTDMの実践−抗菌薬・抗不整脈薬−
   演者:島本 裕子(国立循環器病研究センター薬剤部)
 3.遺伝情報とTDMを用いた抗てんかん薬の臨床薬学研究
   演者:猿渡 淳二(熊本大学大学院生命科学研究部 薬物治療学分野)
 4.薬物動態解析の新展開、臨床ファーマコメトリクスについて
   演者:尾田 一貴(熊本大学医学部附属病院薬剤部)

 5.フォーカスドメタボロミクスによるニーマンピック病C型の診断マーカー探索
   演者:前川 正充(東北大学病院 薬剤部)
 6.薬物動態解析の新展開ー質量分析イメージングを用いた抗がん薬の薬物動態解析ー
   演者:濱田 哲暢(国立がん研究センター 臨床薬理分野)


というわけで、近隣にお住まいの方、もしも都合がつくようであれば是非ともご参加ください。
posted by だっちょ at 01:26| Comment(0) | 案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする