2012年07月23日

勉強会ログ

フラッシュメモリに溜まっていたものを書いておく

cfr methyl transferase : A2503 in 23SrRNA
黄色ブドウ球菌におけるLZD耐性因子
low fittness cost で獲得できる耐性遺伝子

コリスチンは肺への移行性が悪い。inhalationなども効果が認められている。

動物実験においては
K.pneumoniaeは高酸素でも生存率変わらないが
P.aeruginosaやL.pneumophilaでは高酸素で生存率落ちる→VAPが難治性である理由かもしれない
(ちょっとメモ程度なのでよく分からない部分も。L.pneumoniphilaのVAPとはいかに?!)

メタロエンザイム(P.aeruginosaのVAPにおける病原因子)
L.pneumophilaではアポトーシスなどもVAPにおける病原因子

マクロライドにおけるqualum sensing阻害は14,15員環のみ
MDRPの70〜80%はMBLを保有

VREもconjugationを受ける

カルボキシ+金属カチオン =キレート

アシクロビルは投与間隔を延長させるべきである

カンジダ
血液腫瘍:kurusei
neutropenia:tropicalis, kurusei
parapsillosis、guilliermondii、famata = MCFG低感受性

うーん、明らかに自分しか分からないメモが多いw
posted by だっちょ at 21:49| Comment(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月07日

勉強会メモ

いろいろ勉強会に行ってメモってくるんだけれども、なかなかまとめないので、今日はいろいろ書いてみる

・イノシシはウェステルマン肺吸虫のリスク。
・BALのlymphoはsmokerで低値を示す。(2-5%程度)
・CD4/CD8比もsmokerで低い(正常2程度、smoker 1未満)
・nonHIVでは、PCPはグロコットで染まりにくい。(HIVに比べて量がやや少ないとのこと)
・アスペルギルスの菌球型はグラム染色で染まりにくい。(侵襲型は染まる)
・喘息にはアレルギー性鼻炎が結構合併している(SACRA study, ohta K et al. allergy 2011; 66 : 1287-95)
・細菌感染症における体温相当の脈拍=18×BT(℃)-590
 →38℃で94bpm, 39℃で112bpm, 40℃で130bpm
・帯状疱疹は病型で取るべき感染防止策が違う
 病型 増殖部位 感染防止策
 水痘 気道上皮 空気予防策
 帯状疱疹 皮膚水泡 接触予防策
 V第2枝領域 口腔粘膜 飛沫予防策
 藩種性帯状疱疹 気道上皮 空気予防策

・血管留置カテーテルは、抜いたあと暫くしてもCRBSIの原因となりうる。(どのくらいまでかは知らんが)
・3週間超えている咳は感染性じゃない可能性が大きくなる。8週以上ではほとんど感染性とはいえない。
・今世界で最も多いESBLはCTX-Mである。

思ったより多くなかったw


話は違うが今院内の速乾性手指消毒剤の入れ替えを検討している。今まで院内製剤でやってきたが、購入することになった。当院の供給体制も含めてベルコムローション@吉田がちょっと優勢。
自分とこではこれですよ、これいいですよとかあったら、教えてください。
posted by だっちょ at 22:38| Comment(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月06日

環境感染学会2012 part2

ちょっと気になった点や面白かったこと、忘れていて覚えなおし内容などを書き留めておく

・チフスは100000
・ノロは10個で成立
・EHECO157 80度 5秒 70度1分
・ネコカリシウイルスよりマウスのノロがヒトノロににており、消毒用エタがよく効くらしいことがわかった
・マンシェットもMRSAを保菌していることがある 一日一回のアルコール消毒など
・スポンジの除菌はできない J○Yの会社は調べていないそうだ
・スポンジの廃棄 2週間がサジェスチョン
・綿球は若干の栄養分を含んでいる(非発酵菌は増殖、栄養方菌は増殖しない)
・アルコールは継ぎ足ししてよい(一年くらいで洗浄乾燥すればよい) 低水準は継ぎ足ししては絶対にならない
・とぶつ1gあたり100000個くらいのノロが含まれている
・小児科のアンパンマンは高率に汚染されている(笑)
・MRSAディスパンサーという言葉がある(医療セッティングの供給者。熱傷、未熟児、序九層・患者など)
・HBVはアルコール効きます。
・HBVは環境中で1週間くらい生存する。
・SALの滅菌直線は、1/10になる時間がD値
・酵素洗剤は吸入毒性がある。通常の粘膜もプロテアーゼの影響を受けてしまう。アトピー患者は感作受けやすい。
・アルカリ洗浄剤 変色やサビが問題となる
・ヲッシャーディスインフェクターは連続運転の場合、最終工程の乾燥温度が影響し、次回の初期温度が高くなりやすい(蛋白や血液の固着を招く) よって乾燥工程のみ別の機器を用いることが提案できる
・ベッドパンヲッシャーは蒸気消毒
・電解酸性水は25-50ppmの次亜塩素酸と思う。有機物で大きく失活される。不適正使用で塩素ガスはやはり発生する。
・塩素ガス用のマスクがある 大気中での基準は0.5ppm
・次亜塩素酸は0.1%で1week位もつ。0.01%では24時間で廃棄
・内視鏡は洗浄前に乾燥させてはだめ(蛋白の固着など) すすぎはとにかくしっかりと。滅菌水がコスト高のため控えるケースも目立ち、水道水も推奨に入ってきた
・ノロは症状消失後72時間は勤務からはずす

チフスの件は、昔の人体実験が元になっているとのこと
確かにレオナルドダビンチの時代や、ヒトラーの時代の実験は今日の医学を礎になっていると聞く
現代では、たとえICを得たとしても倫理的に許されるものではないだろう

アルコールの継ぎ足しの話はぜんぜんしらんだった
当院での対応を考えなきゃと思っていたところなので、聞けてよかった

アンパンマンの一件は、なんか子供用の足で進む用の車型乗り物のこと
そのたぬいぐるみも結構いるらしい
アンパンマンは清拭できる反面、ぬいぐるみはなかなか洗って乾燥とかさせないから、こっちのほうが問題かな。
人気があるキャラほど汚染されやすいってのも問題だな。キャラによって清拭の頻度が変わってくるのだろうか(笑


余談だけども「ウォ」ってのは日本語では入力しづらい
「ULO(またはUXO)」って三つのアルファベットを打たなきゃならんし、普通の日本語の打ち方だとWOで「ヲ」になる





参加した人はわかると思うけど、今回の内容はすべて学会終了後のICD講習会のもの
シンポジウムとか本当に人が多くて、中に入りきれなかったのよ、いやほんと

空き時間はそのほとんどがスライド作りに没頭していたよww
posted by だっちょ at 23:54| Comment(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月03日

セミナー@福岡アクロス

ちょっと目に付いた内容を記載しておく

・災害時用の備蓄は重要。1階に置くと暴動を助長し、地下に配置すると持ち上がるのが大変orつぶれたりする。2階くらいがちょうどよい
小児用散薬の備蓄は重要だが、電気のない場合を想定してあらかじめ予製を作る必要がある
薬剤師として、とにかく医薬品供給を大事にする。地域のネットワーク体制を構築する。
バイオテロも想定する

・Clin Infect Dis. 2010 Apr 15;50(8):1081-3.
The 10 x '20 Initiative: pursuing a global commitment to develop 10 new antibacterial drugs by 2020.
Infectious Diseases Society of America.
PMID: 20214473
抗菌薬のよさそうなやつは、2020年までにせいぜい10個くらいが市場に出るでしょう

・infectionはグローバル化している(飛行機で簡単に輸送される)

・感染症に対する抗菌薬は「早期」がカギ
早期に投与し、早期に診断し、早期に終了させる。

・Clin Infect Dis. 1998 Jan;26(1):1-10; quiz 11-2.
Pharmacokinetic/pharmacodynamic parameters: rationale for antibacterial dosing of mice and men.
Craig WA.
PMID:9455502
CraigのPK/PDといえばこの論文

・J Hosp Med. 2010 Jan;5(1):E41-5.
Impact of a restrictive antimicrobial policy on the process and timing of antimicrobial administration.
Winters BD, Thiemann DR, Brotman DJ.
PMID:20063285
抗菌薬の使用制限により、投与開始が平均1時間以上遅れる

・Crit Care. 2011 Nov 15;15(6):R267. [Epub ahead of print]
Duration of antibiotic therapy for bacteremia: a systematic review and meta-analysis.
Havey TC, Fowler RA, Daneman N.
PMID:22085732
血流感染(CRBSI, intra-abdominal infections, pneumonia, pyelonephritis and SSTIによる)の治療期間は、5-7日は7-21日に比べて不変

・Chest. 2011 May;139(5):1210-20.
Antibiotic dosing in multiple organ dysfunction syndrome.
Ulldemolins M, Roberts JA, Lipman J, Rello J.
PMID:21540219
MODではCL低下、Vd上昇

・Lancet 1913 2 445-451
Chemotherapyという言葉を最初に使った論文
この中でHit hard Hit fastという言葉があるらしい(古すぎて確認できず)

・Arch Intern Med. 2011 Jan 10;171(1):18-22.
Analysis of overall level of evidence behind Infectious Diseases Society of America practice guidelines.
Lee DH, Vielemeyer O.
PMID:21220656
感染症領域におけるRCTなどの極めて質の高いエビデンスはほんの一部とのこと



いろいろ面白そうなエビデンスが出てきている
近いうちにこれらの原著に目を通してみたい

血流感染のやつは菌による気がする
内容は読んでいないが、MRSAなどでは治療不十分に終わったら効率にIEを発症するということだし2週間は必須じゃないかなと思う
posted by だっちょ at 00:54| Comment(2) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月27日

感染制御専門薬剤師@竹芝

いろいろおもしろい事柄や忘れていた内容などを記録しておく

・広域βラクタムにアミノグリコシドやキノロンを加える理由は耐性GNRを2重にカバーするためが大きい
・通常気管支炎から肺炎へは進行しない
・下気道由来検体の定量培養は有効かもしれないが、コスト高で現実一般臨床では行えない。
・大葉性肺炎は肺胞を超えて炎症が進展。死亡するリスクが高い(肺炎球菌、クレブシエラ、免疫不全宿主の緑膿菌など)
・気管支肺炎は肺胞を超える炎症の進展はない。肺胞単位での炎症。死亡リスク非常に低い(インフルエンザ菌、MSSA、肺炎球菌等)
・痰がべたべたしたら治療終了(奥に流れないが、サラサラしていると奥に流れるため)
・痰のべたべたは白血球によるDNAらしい
・レジオネラの山は一日(超えると死なない)
・肺炎球菌の急性増殖期は、グラム染色にて連鎖球菌様の長めの形態をとることがある
・AUDと耐性菌検出率のscatter plotにおける高AUD低耐性菌率は、検査室の検出力不十分(実力不十分)である可能性もある
・防衛大の寄宿舎にてCA-MRSAの伝播例あり
・CA-MRSA(US300など)は8週環境中で生存 普通の菌でも6週ほどは生きる
・CDのO27問題がengland, USで存在する environmental transmissionが指摘されている
・norovirusの次亜による消毒は木製や多孔性の物質では5000ppm必要 熱は85℃1分は短いのでは?75℃5分、85℃3分、100℃1分が適当ではないか
・環境表面殺菌にVHPも考慮され始めている(200-250ppmで飽和する)
・修飾麻疹とは、若干残る抗体により軽症ですむもの
・VHP OSHAのTWA8hrでは1ppm, EOとHCHOの15minは5ppm
・AGsの腎障害→腎尿細管上皮細胞のライソゾーム膜取り込み→ホスホリパーゼ活性阻害、水解酵素逸脱による細胞障害
・MBCは菌数を1000分の1にする濃度 MPCは菌数を0にする濃度
・BIVR(βlactam antibiotic induced VCM-resistant MRSA)は、βラクタムによってVCM耐性が誘導されるMRSAのこと。βラクタムが存在するとVCMがMRSAに効かなくなる
・TEICはβラクタムとの相乗効果が認められている。併用した方がよいかも
・LZDの作用点domainVは変異の数によってMICが4,8,16,32,64と増える(nativeは1)
・使い続けると耐性が生じる(ヘテロ耐性の存在を示唆)、休薬でMICは回復する
・daptmycinはCaイオンによってdaptomycin micelle formationを作り、細胞膜に穴をあけてKイオンを流出させる 形態的には、菌の形は残っているが死菌となっている 静菌状態でも効果があり短時間殺菌力が強い(骨髄炎やIEなどの静菌状態増殖低下している症例にも有効かもしれない)
・ABKの不活化酵素である二機能酵素はSCCmec type2に含まれている
・抗MRSA薬の静菌剤はVCM TEIC LZD, 殺菌剤はABK, DAP 区別して使いましょう
・KPC(class A) NDMはプラスミド性
・AmpC大量産生でカルバペネムの失活されうる。MDRPの半数はこれかもしれないとのこと。
・βラクタマーゼの誘導能力はchephamycin、carbapenem>>>>>>PIPC, PIPC/TAZ
・VREの耐性機序はD-ala-D-ala → D-ala-D-lac

以上
学会までにpaper仕上げなきゃ・・・
posted by だっちょ at 18:31| Comment(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする