2021年03月19日

メールチェックが怖い笑

論文を投稿するといつかDecision letterが届くわけで、それをビクビクと待つ日が心臓に悪い笑
特にhigh impact factor journalに投稿すると、Editor kick(査読に回らず編集者がreject判定とのこと)ならば数日で届くことが多い。長くとも経験上は1週間以内。そんなわけで、1週間を過ぎるとひとまずEditor kickは無かろうと安心するが、その1週間がとってもストレスフルである。とはいっても、その1週間を越えたら超えたでべつにReviseにつながるとも言えないわけなので、次は大体4週間目のDecision letterが届くころがまたそわそわする。

いい経験ととらえて楽しもう。
posted by だっちょ at 21:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月13日

Impact factorと研究者としての姿勢

 研究論文はもちろんImpact factorがすべてじゃないのはわかっているし、内容に自信があればそれでいいんだと思う。ただhigh impact factorを目指せばそれだけ研究をブラッシュアップしようという気持ちになるし、やはりシビアなレビューに対応するための理論武装と神経をすり減らすやり取りは、high impact factor journalならではだと思う。なので、high impact factor journalを目指すという姿勢は、研究や自分にとって良いものと思っている。

 こういう風に思う理由の一つに、たまーに耳にするのが、”IFついていないのに査読が細かい”などという意見。つまり研究者の間ではIFが低い、IFがつかない雑誌の査読はいい加減だと言っているようなもの。さらに、これは結構根深くて、研究者はいろんな雑誌からの査読も行っているのが普通なので、こういう変な姿勢の研究者はつまり、IFが低い、IFがつかない雑誌の査読はいい加減に行っていますよ、と言っているのと同義だと思う。こんなことでは査読者がその雑誌をハゲタカ化していると言っても過言ではない。ハゲタカジャーナルにいくら投稿しても研究者の質は上がらないし育たない。

 impact factorがどうであれ、しっかりと計画した研究デザインから得られる結論が妥当ならば研究としては成り立つので、その査読プロセスは同一であるべきであろう。その結論の質の高さで、掲載される雑誌、impact factorが決まるはずであってほしい。例えば臨床試験では、RCTや全くオリジナルな研究であればhigh impact factor journalに掲載される価値が高いと思う。全くのオリジナルの研究であれば後ろ向き研究でもその価値は高くなる。その一方で、RCTがすでにあるのに人種やpopulationを変えた後ろ向き研究で似たようなoutcomeならば、なかなかhigh impact factor journalに掲載される価値は高くはならないだろう。もちろんpopulationによる新規性はあるので、研究としては成り立つし、そのようなpopulationにとって有益な結果であることは間違いない。

 何が言いたいかというと、研究者はhigh impact factor journalを目指す姿勢はよいとしても、low impact factor journalをないがしろに、いい加減にしてはいけないということです。どのジャーナルであれ、投稿、査読ともに敬意を払いましょう。そうでない方は、研究者を名乗る資格はないと思います。

(ハゲタカには触れてはいけません笑)
posted by だっちょ at 12:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月28日

抗菌薬に関する書籍の執筆にとりかかる

看護師向けの薬理学の本が作成中の中で、私は抗菌薬の部分を担当しているので執筆している。1/3ほどは順調に書けてきたのでこのままのペースで特に問題ないと思うが、適当なことはかけないと思う中で知った文献を一つご紹介

Fontana R, Cornaglia G, Ligozzi M, Mazzariol A. The final goal: penicillin-binding proteins and the target of cephalosporins. Clin Microbiol Infect. 2000;6 Suppl 3:34-40.

結構古い論文とは言え、ペニシリン結合蛋白(PBP)のことがよくまとまっている。PBPってペニシリン側からみたネーミングなんだけどPBPは1-8までこの文献では書かれていて(今はもっと多いのかもですね)、それぞれの機能は違っていたり、ほかで代用出来たり、分子サイズが異なっていたり結構複雑ですねぇ。掘り下げるといろいろ深みがでそうなのでいつか掘り下げてみたい。研究テーマに持っていけるかな?
posted by だっちょ at 23:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月26日

発言に気を付けないと。

人目に触れるような仕事が多くなってくるにつれて、発言には責任を伴うことが怖いと思うようになった。今でももちろん一薬剤師としてありたいと思うけども、恐らく世間はそうは見てくれない。先日のACIDメーリングリストでもとても気を使った。諸先輩方はこのようなプレッシャーと戦ってきてるんだなあと改めて実感するようになった。でも患者のためになることなら、そういう科学的知見を周知していくためには、がんばらないと。
メーリングリストやSNSは文字に残るだけでその時の空気感とか表情は残らないのでより注意が必要。軽率なことは書けない。。そういう意味でも、やはり学会とかで実際に議論の場がほしいです。仲間と誤解を恐れずに会話したい笑

余談ですが、今度長野県の講演会(コロナ関連)を拝命してます。オープンアクセスのようですので、よろしければ探してみてください(SNS等での宣伝は許可されてませんのですいません)
posted by だっちょ at 22:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月19日

久しぶりにBMs-Podを更新しました。

BMs-Pod ver 8.05をアップしました。
http://bmspod.web.fc2.com/


WIndows OSが64 bit版になってからなかなか治らない不具合がありましたが、追加で解決策を見つけたので対応しました。
それにともない、小児アルベカシンのモデル(インタビューフォームより)を追加し、さらにPATの母集団モデルを追加しました。


これからバンコマイシンのAUC-guided dosingを普及するために頑張ります。
posted by だっちょ at 17:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする